CT検査とは?

肺がんのCT画像

X線で体を1mmから5mmの輪切りにして調べる検査です。当院では多列X線検出器を備えるマルチスライスCTを導入し、より精密に、かつ低被爆での検査・診断を行います。また、一回の息止めで撮影が完了するため患者様の負担を軽減しております。

肺がんは日本人のがん死亡の第1位(男性1位、女性3位)を占め*1、なおかつ年々増加しています。特にタバコを吸う習慣のある40歳以上の男性は要注意です。長く続く咳や痰、息苦しさや胸の痛みを感じる方はぜひ受診をおすすめします。

腹痛を伴う疾患のうち、超音波検査ではわかりにくい腸閉塞、大腸憩室炎、虚血性腸炎、総胆管結石、尿管結石などが疑われる場合はCTが有用です。また、肝がん、膵がんの早期発見にも役立ちます。B型・C型のウィルス性慢性肝炎・肝硬変のある方は肝がん(がん死亡第4位)*1発症の危険が高いため、定期的に精密検査を行う必要があります。

当院では頭部・胸部CT、造影剤を使用しない腹部CTは原則として受診当日に施行しております。検査は約5分*2〜20分*3で終了します。撮影画像は放射線専門医が診断し、後日外来にて検査画像をお見せしながら結果および治療方針をご説明します。

*1 平成17年厚生労働省人口動態統計による

*2 単純CT(造影剤を使わない)の場合。

*3 肝ダイナミックCT(造影剤を使用し、合計3回撮影)の場合。

メタボリックシンドロームは大丈夫?ーー脂肪CTによる内臓脂肪測定

内臓脂肪CT
料金 3150円(税込)
受付時間 午後1:30〜午後5:00(土曜日は午後2:45まで)

栄養過多や運動不足による内蔵脂肪の過剰な蓄積により糖尿病・脂質異常症・高血圧などの生活習慣病が発症し、ひいては動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞による致命的な病状に陥る可能性が高いことが指摘され、メタボリックシンドロームとして話題になっています.日本における診断基準では必須項目として「内臓脂肪面積が100cm2以上であること」が挙げられています。一般にはウェスト周囲径(男性85cm以上、女性90cm以上)で代用されることが多いのですが、同じウェスト径でも内臓脂肪の多いタイプの人と皮下脂肪の多いタイプの人がいるので必ずしも内臓脂肪量を反映しないこともあるのです。

当院ではご希望の方に脂肪CTによる正確な内臓脂肪量測定を行っております(保険適応外:3150円・税込)ので、ご希望の方は下記の時間帯に受付でお申し込みください。特別な準備は不要で、原則として当日検査が行えます。検査は10分程度で終了し、CT画像を専用ソフトウェアにより解析して腹囲・内臓脂肪量・皮下脂肪量などの測定値をプリントしてお渡しします。右上の画像は内臓脂肪(緑)と皮下脂肪(青)を色分けして表示したものです。

CT検査を受けられる方へのご案内

全般的なご注意

  • X線を使う検査のため、妊婦あるいは妊娠している可能性がある方は原則として施行できません。
  • 過去に造影剤で副作用の出た方、喘息で治療中の方はアレルギー反応がおきるおそれが高いため造影剤は使用できません。また、アレルギー疾患や花粉症、肝・腎疾患のある方は医師にご相談ください。

検査にあたってのご注意

  • 頭部CT、胸部CT、脂肪CTは原則として造影剤を使用しませんので、特に制限、準備は必要ありません。
  • 造影CTをうける方は検査前3時間は食事を控えてください。少量の水分摂取はかまいませんが、ジュースやスープはやめてください。
  • 造影CT終了後は脱水状態になるのを避けるため、水分を多めにとってください。